2019年1月18日(金)

管理栄養士・栄養士に役立つコミュニティ運営 Eatreat株式会社:和田宏美さん

フードスペシャリスト 和田宏美さん:わたしについて

武庫川女子大学在学中にフードスペシャリストの資格を取得しました。

2013年に管理栄養士国家資格を取得後、同大学院にてスイートバジルの機能性に関する研究をする傍ら、東京にある予防栄養団体で管理栄養士としての活動をスタートしました。大学のある兵庫から毎月、多いときには毎週末東京へ通い、栄養カウンセリング経験を積みました。

2015年、食物栄養学修士号を取得しました。
卒業後は拠点を東京に移し、予防栄養に力を入れている調剤薬局で主に栄養指導を行いました。その後独立し、パーソナルジムでのダイエット指導や特定保健指導、健康栄養セミナー講師、栄養コンサルティング業務等を経験しました。現在は管理栄養士・栄養士の活躍を応援する会社であるEatreat株式会社に所属しています。

親会社は明治初年創業の天然調味料・だしメーカー

当社の親会社は天然調味料・だしメーカーの株式会社マルハチ村松です。BtoBモデルのため直接一般消費者に知られている企業ではありませんが、明治初年創業の老舗企業です。
マルハチ村松は学校や病院をはじめとする公共機関を中心に、主にだしの素『パウミー』と『鰹の素』を販売してきました。長い会社の歴史のなかで経済情勢の不安定な時期もありましたが、いまのマルハチ村松があるのは栄養士さんのおかげであるという感謝の気持ちから、何か恩返しができないか、という現在の五代目社長村松善八の思いをもとに設立されたのがEatreatとなります。

当社の事業は、主に2つの側面をもっています。
ひとつは、管理栄養士・栄養士に役立つサイト運営による情報発信およびコミュニティの形成です。サイトでは、管理栄養士の多様な働き方を紹介したり、「相談室」ページで、現場で活躍する管理栄養士に相談することができる場を提供しています。また、無料の栄養価計算機能も公開しています。

もうひとつは、ヘルスケアに関心のある企業を対象とした製品開発およびマーケティング支援です。“病気になる前に予防する、健康でいる”ということの重要性がますます高まっている今、管理栄養士からの知見を活かしてプロジェクトや製品開発をすすめる企業が増えています。現在わたしはそのような企業への営業活動をしつつ、自身も栄養コラムの執筆や栄養セミナーに登壇しているのですが、そのなかでフードスペシャリストの資格を取得して良かったと思うことが多々あります。

フードスペシャリスト資格を取得してよかったこと

第一に、広い視野で“食”をとらえることができた点です。

フードスペシャリストは食品ひとつをとっても、生産から加工、流通、そして一般消費者に届き消費されるまでの多角的な学びをすることができます。企業への提案や栄養セミナーで登壇する際、物事を俯瞰的にとらえ公平な立場で判断する必要があると思います。その際、フードスペシャリストでの学びがその意識づけとなり、現場で活きていると感じます。

また、食をとりまくホスピタリティの部分について学ぶことができたことも大きな収穫でした。とくに「フードコーディネート論」では、管理栄養士のカリキュラムには含まれていなかったホテルやレストランなどでの食空間のコーディネートやサービスなどについても幅広く学ぶことができました。実際に年末年始の課題でお正月のテーブルコーディネートを行いその様子を写真に撮って提出するという課題がありました。その際、母校の武庫川女子大学は全国各地から学生が集まっているので、さまざまな地域の特徴を知ることができましたし、各家庭の特徴もあらわれており、とても楽しく勉強になったことを鮮明に覚えています。

このような学びがたくさんあったからこそ、管理栄養士資格取得に加えフードスペシャリストのカリキュラムを受講して良かったと感じました。

さいごに

大学・短期大学の在学中に取得することができますので、学生生活をより有意義なものにするため、さらに就職後の自分のフィールドで広い視野をもつためにもこのフードスペシャリストの学びは貴重であるのではないかと感じています。また昨年から社会人でも受講することができるようになったということでしたので、迷われている方はぜひチャレンジされるとよいのではないでしょうか。

わたしもこの学びを今後も活かし、健康な社会づくりに貢献したいと思っています。

2019年2月7日(木)

「あぶら」を究めて、心動かすおいしさを創造する「おいしさデザイン企業」へ

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2018年8月29日(水)

お惣菜と弁当で「地域の食卓」づくりを

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2018年7月31日(火)

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